改_PL-900(Microsoft Power Platform 基礎)学習方法

はじめに

Power Platform横串チームの安保です。
Microsoft Power Platform 基礎資格「PL-900」を取得しました。
これからPL-900取得を目指す方に向けて、試験対策方法や、試験にどのような問題が出たかご紹介いたします。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/exams/pl-900/

試験対策

1.マイクロソフトデジタルイベント『PL-900 : Microsoft Power Platform Fundamentals 試験対策』

URL:https://info.microsoft.com/JA-PowerApps-WBNR-FY21-05May-03-MKTOFY21PL900PrepSessionOndemandWebinar-SRDEM73329_LP02OnDemandRegistration-ForminBody.html

・事前登録が必要。動画でコンポーネントの概要説明、模擬問題、問題の解説が丁寧に解説されているので、これで試験全体の概要はつかめます。

2.Udemy『PL-900(Microsoft Power Platform 基礎) 模擬問題集※日本語版』

URL:https://www.udemy.com/course/pl-900microsoft-power-platform/

解説はないが、問題の傾向を掴むためにちょうどいい 試験のように考えさせる問題も出てくるので、この問題集が完璧にできていれば、問題なく合格できると思われます

学習方法

・動画とUdemyの問題を細分化して、週間でどのくらい進めるか基準を設け、それを目標に進めて行きました。Udemyには解説がないので、理解するのに苦労しました。また翻訳の関係上変な日本語もあるので問題の意図をよく理解しないとなと感じます。一つ一つの機能を理解するため動画と問題集を理解できるまで反復しました。スマホ一つで学習できるので通勤時間なども利用して学習しておりました。

オリジナル問題

問1

ある企業が運営する顧客ポータルでは、利用者が自らの手で苦情を登録することができます。
しかし、その苦情を適切なカスタマーサービスセンターへと効率的に振り分けるためには、まず苦情内容から具体的な都市名と製品名を特定し、抽出するプロセスが必要です。
この課題を解決するため、どの Microsoft Power Platform 機能を使用する必要がありますか? 回答を1つだけ選択してください。

選択肢:
- Dataverse
- AI Builder
- Power BI
- Power Apps


回答:
AI Builder

解説:
上記の情景を念頭に置きつつ、ポータルの苦情登録プロセスに対し、都市名や製品名のような重要な情報を自動的に識別・抽出するために必要なのは、
「AI Builder」です。AI Builder は、テキストから都市、色、電話番号、場所などのエンティティ情報を抽出できます
顧客の苦情から自動的に都市名と製品名を抽出するプロセスには、この AI Builder の機能が最も適しているでしょう。

問2

この企業では、Microsoft Dataverse テーブルに製品情報を格納しており、キャンバスアプリを通じて製品カタログを取り扱いたいと考えています。
ユーザーがアプリ内で各製品のコード、詳細説明、そして画像をアプリ内の製品を一覧表示します。
この要件を満たすためには、Power Apps のどのコントロールを利用するのが最も適切か、回答を1つだけ選択してください。

選択肢:
- ギャラリー
- Form
- ドロップダウン
- データ テーブル


回答:

ギャラリー

解説:
キャンバスアプリで複数の製品情報を一覧表示し、かつ各製品について複数の属性をユーザーに表示するには、「ギャラリー」コントロールが最も適しています。
ギャラリー コントロールにはデータ ソースからの複数のレコードが表示されます。各レコードには画像などの複数の種類のデータを含めることができます。

問3

会社の内製Webアプリケーションは、従業員がセルフサービスで利用するためのものですが、業務効率を上げるため、このアプリケーションのAPIへの接続を通じて自動化を図りたいと考えています。
このような目的において、Power Platform内で利用可能なサービスから、WebアプリケーションのAPIに接続し、自動化プロセスを設計・実行するために必要なものを選ぶ必要があります。
どの Microsoft Power Platform サービスを使用する必要がありますか?
回答を1つだけ選択してください。

選択肢:
- Dataverse コネクタ
- Excel Online (Business) コネクタ
- ビジネス プロセス フロー
- カスタム コネクタ


回答:

カスタム コネクタ

解説:
このケースでは、「カスタム コネクタ」が適切な選択肢です。カスタム コネクタを用いることで、
その会社独自のWebアプリケーションAPIに直接接続し、Power AutomateやPower Appsといった
Power Platformコンポーネントからアプリケーションの機能を利用し、自動化することが可能です。

おわりに

Power platform はアプリ作成やデータの収集・解析などをローコードで実現することが可能で、今後の需要が高まっていくと思い受験しました。 PL-900は基礎の資格で、Powerplatformの概念的な部分を学べます。初心者でも学びやすいのでローコード開発に興味がある方は受験してみてはいかがでしょうか

PL-900(Microsoft Power Platform 基礎)学習方法

はじめに

Power Platform推進チームの安保です。
Microsoft Power Platform 基礎資格「PL-900」を取得しました。
これからPL-900取得を目指す方に向けて、試験対策方法や、試験にどのような問題が出たかご紹介いたします。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/exams/pl-900/

試験対策

1.マイクロソフトデジタルイベント『PL-900 : Microsoft Power Platform Fundamentals 試験対策』

URL:https://info.microsoft.com/JA-PowerApps-WBNR-FY21-05May-03-MKTOFY21PL900PrepSessionOndemandWebinar-SRDEM73329_LP02OnDemandRegistration-ForminBody.html

・事前登録が必要。動画でコンポーネントの概要説明、模擬問題、問題の解説が丁寧に解説されているので、これで試験全体の概要はつかめます。

2.Udemy『PL-900(Microsoft Power Platform 基礎) 模擬問題集※日本語版』

URL:https://www.udemy.com/course/pl-900microsoft-power-platform/

解説はないが、問題の傾向を掴むためにちょうどいい 試験のように考えさせる問題も出てくるので、この問題集が完璧にできていれば、問題なく合格できると思われます

試験出題例

問1

ある会社には顧客セルフサービス ポータルがあります。 顧客はポータルを使用して苦情を記録します。
苦情を特定の顧客サービス センターにルーティングする前に、苦情から都市名と製品名を抽出する必要があります。
どの Microsoft Power Platform 機能を使用する必要がありますか? 回答を1つだけ選択してください.

選択肢:
- Dataverse
- AI Builder
- Power BI
- Power Apps


回答:
AI Builder

解説:
この項目では、AI Builder の機能と AI Builder を使用できるシナリオに関する受験者の知識をテストします。
AI Builder エンティティ抽出モデルを使用して、テキストから都市、色、電話番号、場所などのエンティティ情報を抽出できます。
このモデルは、Power Apps アプリまたPower Automate フローで使用できます。
Dataverse は、データの保存と管理に使用されます。 テキストから情報を抽出するために使用することはできません。
Power BI は、視視化の作成に使用されるビジネス インテリジェンス プラットフォームです。テキストから情報を抽出するために使用することはできません。
Power Apps フレームワークは UI の作成に使用されますが、それ自体にはテキストから情報を抽出する機能はありません。
Power Apps アプリでこの機能を有効にするには、AI Builder を使用する必要があります。

問2

Microsoft Dataverse テーブルを使用して製品を保存します。 キャンバス アプリを作成して、アプリ内の製品を一覧表示します。
ユーザーが各製品の製品コード、説明、および画像を表示できるようにする必要があります。どの制御を使用する必要がありますか?
回答を1つだけ選択してください。

選択肢:
- ギャラリー
- Form
- ドロップダウン
- データ テーブル


回答:

ギャラリー

解説:
この項目では、キャンバス アプリで UI を設計するためのコントロールに関する受験者の知識をテストします。
適切なコントロールを特定することは、キャンバス アプリを構築するために必要な基本的なスキルです。
ギャラリー コントロールにはデータ ソースからの複数のレコードが表示されます。各レコードには画像などの複数の種類のデータを含めることができます。
フォームには単一のレコードが表示されます。 アイテムのリストを表示するために使用することはできません。
ドロップダウン コントロールでは、Dataverse の image 列は表示できません。
データ テーブル コントロールでは、Dataverse の image 列は表示できません。

問3

ある会社では、従業員のセルフサービス用に社内 Web アプリケーションを使用しています。
その会社はビジネス プロセスを自動化したいと考えています。
自動化するために、その Web アプリケーションの API に接続する必要があります。
どの Microsoft Power Platform サービスを使用する必要がありますか?
回答を1つだけ選択してください。

選択肢:
- Dataverse コネクタ
- Excel Online (Business) コネクタ
- ビジネス プロセス フロー
- カスタム コネクタ


回答:

カスタム コネクタ

解説:
この項目では、Microsoft Power Platform のコネクタに関する受験者の知識と、カスタム コネクタが必要な場合のユース ケースを特定するための受験者の能力をテストします。
Microsoft Power Platform には、多くの事前構築済みコネクタが用意されています。
ただし、カスタム Web アプリケーションと統合する必要があるシナリオでは、データ交換のためのカスタム API に接続するカスタム コネクタを構築することもできます。
Dataverse コネクタは、Dataverse データの対話式操作に使用される Microsoft Power Platform の事前構築済みコネクタです。 カスタム API との対話式操作には使用できません。
Excel Online (Business) コネクタは、Microsoft Power Platform の事前構築済みコネクタであり、Microsoft Graph でサポートされているドキュメント ライブラリ内の Excel ファイルの接続および操作にのみ使用されます。 カスタム API との対話式操作には使用できません。
ビジネス プロセス フローは、データ入力を合理化するためのモデル駆動型アプリにおけるガイド付き UI フローです。 カスタム API との対話式操作には使用できません。

問4

ある会社では Microsoft Power Platform を使用してアプリを作成することを計画しています。
そのアプリでは、顧客に販売見積書を電子メールで送信できる必要があります。
販売見積書の送信プロセスを自動化する必要があります。
何を使用する必要がありますか?回答を1つだけ選択してください。

選択肢:
- Power Apps
- Power Automate
- Power BI
- Power Virtual Agents


回答:

Power Automate

解説:
この項目では、Power Automate を使用してプロセスを自動化するための受験者の知識をテストします。
Power Automate を使用すると、電子メール通知を添付ファイルと共に送信できます。
Power Apps を使用すると、ブラウザー間およびデバイス間の互換性を備えた複雑なユーザー インターフェイスを作成できます。
Power BI は分析に使用され、対話型の視覚化による分析情報を提供します。
Power Virtual Agents を使用すると、ユーザーはサポート シナリオ用のチャットボットを構築できます。
Power Apps、Power BI、Power Virtual Agents を使用して自動メールを送信することはできません。

問5

ある会社では、サード パーティのカスタマー サービス ソリューションを使用しています。 このソリューションはオンプレミスであり、データ ストアとして Microsoft SQL Server を使用します。
キャンバス アプリで顧客サービス データを表示する必要があります。
何を使用する必要がありますか?回答を1つだけ選択してください。

選択肢:
- コネクタ
- AI Builder
- Power Virtual Agents
- Power BI


回答:

コネクタ

解説:
この項目では、サードパーティ製アプリのデータを利用する方法に関する受験者の知識をテストします。
外部ソースからデータをフェッチする適切なコンポーネントを特定することは、Microsoft Power Platform のビジネス価値を理解するための基本的なスキルです。
SQL Server コネクタを使用して、Microsoft SQL Server データベースに接続し、CRUD 操作を実行できます。
AI Builder は、アプリおよびフローにインテリジェンスを追加できるモデルおよび分類を作成するためのツールです。 Power Virtual Agents を使用すると、サポート シナリオ用のチャットボットを作成できます。
Power BI は、分析と視覚化の作成に使用されます。 AI Builder、Power Virtual Agents、および Power BI を使用して、外部 Microsoft SQL Server データベースからデータをフェッチすることはできません。

おわりに

Power platform はアプリ作成やデータの収集・解析などをローコードで実現することが可能で、今後の需要が高まっていくと思い受験しました。 PL-900は基礎の資格で、Powerplatformの概念的な部分を学べます。初心者でも学びやすいのでローコード開発に興味がある方は受験してみてはいかがでしょうか